25歳自称フリーランサーが東南アジアに行ってきた(1) 台湾・フィリピン編

この歳になるまで日本から出たことはなかった。大学生の頃は単車に乗ってて国内旅行で満足してたし、サラリーマンになってからはまとまった休みと言えばGWとか年末年始とか航空券の高い時期だけであえて海外旅行に行く気にはなれなかった。とにかく自分はずっと日本で生きていくんだろうと本気で思ってた、会社を辞めるちょっと前までは。結局のところ日本の労働環境とか日本人のある種の性質とかそういうものにうんざりしてしまって、そうなると猛烈に「海外」と言うものが見てみたくなった。真っ先に興味を持ったのはシンガポールと香港。ただ、新興都市となると2,30年前の東京を思い浮かべるとある程度までは想像がついてしまう。もっと強烈なものが見てみたいと思ってバックパッカーの人の旅行記などをネットで見てると、カンボジアシェムリアップの町並みとアンコールワットの写真に遭遇。これだ、と思った。

実際には、会社を辞めてフリーランスとして動き出したところ(幸運なことに)思いの外忙しくなってしまって、まとまった休暇を確保するのに半年もかかってしまった。それでもサラリーマンと違って自分の判断で休暇を取れること自体が嬉しかったりする。そして出発の6月17日。

2010/06/17


成田から出発、まずは台湾へ。乗り換えのために台北で一泊。せっかくなので、おいしいもの食べてから行きたいなという状況。なので、宿も空港近くじゃなくて台北のゲストハウスを予約済み。

台湾桃園国際空港に到着。入国審査と両替を難なくクリア。

台北車站(台北駅)行きのバスのチケット売り場を探す。いくつかバス会社はあるけど、國光客運のバスに乗れば終点が台北車站なので確実。

チケット買えた。窓口のおねえさんに「ヒャクニジュウゴー(元)」と言われて、僕が日本人だと一瞬で看破されるなど。単に日本人観光客が多いからだろうけど。

iPadの日付設定を変更。

空港から台北車站まで約1時間ほど。


日本と比べても間違いなく蒸し暑い。


泊まる予定のゲストハウスの入ってるビル。とても外国って感じがしない。


ゲストハウスにチェックインしたところで、オーナーの方(日本人)と泊まってる方々(こちらも日本人)とで四川料理を食べに行くと言うのでお供させていただくことに。




なんていうか、美味しすぎた。まさにこういう料理が食べたかった。この先の旅路でもいろいろとおいしいものを食べたけど、これがナンバーワン。中華料理の味へのこだわりは凄いと思う。

「海外旅行はじめてなんですよー」なんて話をしてると夜市にも連れて行ってもらえることに。そのあたりはほとんど下調べをしてなかったのでありがたい限り。




翌朝の飛行機が早い時間なので、宿に戻ってからは早々に就寝。

2010/06/18


再びバスに乗って空港へ。

EVA航空の機内食。実は前日にも同じの食べたんだけど・・・。


南シナ海上空。

マニラの空港に着いて、セブ行きの便に乗り換え。到着が40分くらい遅れたせいで乗り換えがバタバタ。ターミナル間がタクシーで移動しても30分くらいかかるし。ちなみになぜセブ行きかというと、現地で起業している日本人でお会いしてみたい方々がいたから。タイ・カンボジアがメインの旅行だけど、アポイントメントとも取れたのでフィリピンも追加させていただいた次第。

無事にセブの空港に到着して、迎えに来ていただいた方と合流。タクシーで移動。




ショッピングモール。町並みはまさに発展途上国という印象なのに、ショッピングモールなど綺麗なところは本当に綺麗。きっと凄い格差社会

2010/06/19



泊めていただいたお宅周辺。


この日は仕事の環境などを見せてもらうことに。少しだけお手伝い、はたして役に立ったかは怪しいところだけど…。

夜はマッサージへ。急に暑いところにきて、実のところかなりぐったりしてたけど、このマッサージが効いたのかちょっと元気に。

2010/06/20


フィリピン最終日。





飛行機まで時間があったのでサントニーニョ教会へ。


そして再びマニラの空港へ。

マニラの空港に着くと強烈なスコール。


空港でセブで気になってたけど食べ損ねてたJollibeeを食すなど。噂どおりご飯が歯ごたえがなくてなんなんだろう…

そして飛行機を乗り換えてバンコクへ。

25歳自称フリーランサーが東南アジアに行ってきた(2) タイ・カンボジア編に続く!